いつもと違うお盆の風景でも

今年はお盆参りが中止になりましたが、
初盆のお宅へはお参りさせていただいております。
例年のようにスケジュールが過密ではない分、
「お盆の意味」や「初盆って?」など、
投げかけられる質問に丁寧にお答えする時間がとれます。

今回のお盆から初の試みとして、
墓前読経と過去帳読経がはじまりました。
密にならずにお盆参りの機会を持っていただけるよう、
お寺も工夫していかねばなりません。

昨日は福岡在住の方の依頼で、
お墓参り代行と墓前読経をいたしました。
墓花とお線香をお供えして、5分程度の読経をし、
その様子を動画で送りました。
「まるでお墓の前にいるようで嬉しかった」
と言って頂け、私も新たな可能性を感じました。

人と人とが出会えないいま、
私たちが仏事を営む意味をもう一度考え直している今日この頃です。

住職の日記一覧へ戻る