母のお墓を引っ越して永代供養に 和歌山市N.Hさま
この度は、どなたの為のお墓でしたか?(父、義母、自分、など)
母
当寺にご縁を頂く前に、どのようなことで悩まれていましたか?
早くに亡くなった母のお墓がありましたが、私に子供がいないので、
将来お墓を守る者がいなくなることが明らかで、
どうしたらいいのか考えていました。
さらに父が要介護状態になって以降、
お墓参りや手入れが難しくなりました。
ゆずり葉の碑をお知りになったきっかけは?
「墓じまい」「永代供養」という言葉を耳にするようになり、
インターネットで調べていたらゆずり葉の碑にたどり着きました。
ゆずり葉の碑を知ってすぐに決断されましたか?あるいは決断を悩まれた場合その理由は?
すでにあるお墓を撤去することに対して、
父がどう思うかが気がかりでした。
自分が要介護状態になって、
私の負担を減らすためにということで賛成してくれましたが、
もしまだ元気だったら承知しなかったかもしれません。
実際承知はしてくれましたが少し寂しさもあったようです。
ゆずり葉の碑を選ばれた決めては?
請求した資料を拝見して、
内容や金額がとてもわかりやすかったことです。
宗派の違いもよく分からない私にとって、
敷居が低く何でも質問できそうだと思えました。
実際に見に行って交通のアクセスの良さと
ゆずり葉の碑の雰囲気と、いつもお花がきれいなことで決断できました。
ゆずり葉の碑を選ばれて、いかがでしたか?
ほっとしました。
お墓をほったらかしにしている罪悪感もなくなりました。
いずれ無縁墓になる心配もなくなりました。
車で行きやすい所なので、父を連れて行くこともできます。
今では父も楽しみにしています。
ご記入欄
父が要介護状態になったのと、
母の三十三回忌が済んだのとタイミングが合ったようなきがします。
また、私自身に、自分で調べて考えて動けるだけの気力と体力があるうちに
何とかしておきたいと思い決断しました。
ただ、言い換えれば、ある程度追いつめられた状態にならないと
なかなか実行に移せないという面もあります。
いざ始めてみても、積極的に自分で決めるべきところと、
ある程度習慣やしきたりに従うべきところ、
従うべき習慣があるならそれはどんなことか、
など考えるのをやめたくなるようなことも多々ありました。
我が家の場合、母ひとりだけのお墓であり、父も高齢で結局は私の独断で
進めることができましたが、先祖代々のお墓であったり、
関係するご親戚が多いご家庭ではさぞかし大変だろうとなと想像いたします。
もっと普段から余裕があるうちにみんなでざっくばらんに話し合える
風潮になればいいのにと思います。

それが善称寺の自慢です
介護をするということは本当に大変なことであるとお察しします。
お父様も「娘に負担をかけまい」という一心であったことでしょう。
そのような中で「お墓」という問題を抱え、不安も多いにあったことでしょう。
それだけに、このアンケートを拝見し「ほっとしました。」というお言葉を見つけ、心から嬉しく思っております。
おっしゃるように、
仏事に関する習慣は、一般の方には馴染みのないものです。
しかし仏事で大切なことは一つだけ。
それは亡き方は残された方の幸せだけを願っており、
未だ苦しみの中にある私たちを阿弥陀さまに合わせてくださること。
その意味ではN.Hさまが「ほっ」とされてお母様も喜んでいるに違いありません。
本当に良い供養であると思います。