永代供養を希望する母 最初は反対したけれど 和歌山市K様

この度は、どなたの為のお墓でしたか?(父、義母、自分、など)

父母と自分

当寺にご縁を頂く前に、どのようなことで悩まれていましたか?

夫を亡くし代々の墓に納骨し三回忌をすませたころ、母が少なくとも
自分は子供たちに死後までも負担をかけたくないとの思いから悩んで
いることを知りました。

ゆずり葉の碑をお知りになったきっかけは?

父の葬儀を行っていただいた式場の方に、素直な母の気持ちを伝え
お伺いしたところ善称寺さんを教えていただきました。

ゆずり葉の碑を知ってすぐに決断されましたか?あるいは決断を悩まれた場合その理由は?

他所に代々の墓地があるという事、自分だけが永代供養にも
気分的感情的に夫と別になる事で母は悩んでいました。

ゆずり葉の碑を選ばれた決めては?

お寺さんにはいってすぐの所で、お花も碑も美しく明るい気持ちでお参りできる
雰囲気でした。そして分骨という方法で父も母と一緒に納めていただけるとの事
いろいろな事、いまさら聞けないという事も丁寧に、私たちの身になって考えていただけて安心信頼が一番でした。

ゆずり葉の碑を選ばれて、いかがでしたか?

ほっとしています。
父もゆずり葉の碑に来られたのですから。
手を合わせた時、いっしょにねむっておられる他の人々までもが
いとおしく思えます。心が晴れるとはこういう事ですね。

ご記入欄

父が亡くなって数年すぎ、母が自分は永代供養をして!と
言い出した時は、何を言い出すのかと反対もしました。
しかし、よく話し合い、私たち子供のこと、数代先を思っての事だと
知った時から私たちも向き合って考えるようになりました。
ゆずり葉の碑を知って、住職さんにお話しをうかがい母も私も
心がスッキリしてくるのがわかりました。
何事も習わし、習慣を変更するという事は
たいへん勇気のいる事だと思います。その母の勇気と
私たちの気持ちになり、いろいろ考えてくださった住職さんに
感謝しています。
そして、ひとり身の私も一緒にお世話になる事を決めました。
こうなる事も母は予想していたのでしょうか。
親心は大きな光です。

お墓そのものは決して負担ではありません。
それどころか、人によっては人生において大きな意味を持つ場所になります。
そんな場所を私たち宗教者の側が負担にしてしまっている現実を受け止めねばなりません。
「親心は大きな光」素敵な言葉です。
私たちの親様、阿弥陀さまも「光の仏さま」と呼ばれています。

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