葬儀/明日をも知れない我が命
生前に合同墓に申し込まれていた方が亡くなり、
和歌山市内の葬儀社で通夜と葬儀が行われました。
ご家族15人ほどが集まって、故人をお見送りしました。
故人の夫は、半年前に善称寺の合同墓に納骨いたしました。
実はその葬儀の時に初めてご縁をいただいたのですが、
たまたま他の葬儀と重なってしまい、お受けすることができませんでした。
ですから、葬儀は葬儀社紹介の僧侶が勤め、
満中陰法要以降は善称寺でお勤めさせていただいています。
今回も満中陰法要の後に納骨をすることに決まりましたが、
生前にお墓に申し込まれていましたので、
あとのことは何も心配いらないと思います。
故人を偲びつつ、ゆっくりと体を休めていただければ幸いです。
故人は生前に銘板を作っていました。
生きている方は赤色でお名前が刻まれています。
今回の訃報をお聞きし、白色を入れさせていただきました。
刻まれたお名前が、こうして少しづつ白色に変わっていく様子は、
見ていると寂しい気持ちになりますが、
明日をも知れない我が命ということを、
先だった方々が教えてくださっているようです。