遷仏/お魂ぬき

浄土真宗には「お魂ぬき」や「お性根(しょうね)ぬき」
という言葉や考え方がないのです。

「仏さま」や「死んだらどうなる」
という教えが根本的に他宗とは異なるからです。

どう違うのか、まだうまく表現することができなくて申し訳ないのですが、
仏教は、生(せい)と死(し)を分けることなく、
生死(しょうじ)と一つの言葉で表現するところに
ヒントがあるのだと思っています。

お仏壇やお墓の場所を移動する際にお勤めすることを
遷仏(せんぶつ)と言います。

本日は墓地で待ち合わせをして、
遷仏のお勤めをさせていただきました。

住職の日記一覧へ戻る