娘と一緒に眠りたい/永代供養墓

先日、娘を善称寺の合同墓に納骨していただきました。
突然の別れで、悲しみはまだまだ癒えそうもありません。
「お母さんの面倒は私が見るからね。」と
生前娘が言ってくれていました。優しい子でした。

善称寺さんを見つけたのは、娘の旦那です。
お葬式から納骨まで娘の旦那が手配しました。

私の家のお墓は和歌山市のお寺にあり、
主人やその両親が納骨されています。
普通、私が死ねば主人が眠るその墓に納骨されることになるのですが、
しかし私は、娘と一緒の墓に入りたい気もちがあります。
そうなれば、主人と別の墓に入ることになりますので、
どうすれば良いのか悩んでいます。

つい先日娘を送ったばかりで、
まだ気持ちが整理できていない部分もあり、
今後気持ちが変わることもあるとは思うのですが、
一度住職さんに相談してみようと思って今日は来ました。

今は娘さんを亡くした悲しみでいっぱいでしょう。
何かを決断することは難しいかもしれませんが、
娘さんと同じ墓に入ることを考えているのですね。

きょうのところは、いくつかの選択肢があることだけをお伝えしました。
息子さんの意見も踏まえながら、家族で相談してみるそうです。
そして、ご主人の家の菩提寺にも相談することをおすすめしました。
何かを決断する前に、「困っている。悩んでいる」時点で
相談しておくことが望ましいです。

いま悩んでいることは、自分では答えがでないことなのかもしれません。
そういう事も当然あるのだと思います。
そんな時に相談ができる場所としてお寺があるのです。

寺務所の入り口に非接触で体温測定できる機器をおきました。
設置してみて、小柄なおばあちゃんの場合、
タブレットに顔が届かないことが分かりました!

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