弟と妻とその母を永代供養してほしい/和歌山市

弟が死んで一年になります。
お寺との付き合いがなかったので、
葬儀はお坊さんを呼ばずに行いました。

弟は結婚して5年目に妻を亡くしており、
その後30年近くお骨を自宅に安置していました。
そのうちに、奥さんのお母さんも亡くなったので、
お母さんのお骨も自宅に安置していました。

弟が死んで一年。
弟、妻、妻母、の三人のお骨を私の自宅に置いていましたが、
私も歳をとり今後のことが不安で、
三人を永代供養してもらえる場所を探しています。

弟さんは、奥さんが亡くなったあと、
妻のお母さんの面倒をずっと見ていたそうです。
そのお母さんも先立ち、
二人のお骨を前にお墓の不安もあったと思います。

「はぁ〜、これで安心したわ」
お墓の申込用紙に記入を終えた申込者さんが言います。
自身も病を患い、この先どうなるのか不安だそうで、
まずひとつ、大きな悩みが無くなったようです。

もう一つ。
自宅に位牌があるそうで、
これを機に位牌を無くすことになりました。
納骨の時にお寺に持ってきていただければ、
納骨と合わせて遷仏(せんぶつ)法要をお勤めして、
預かります。

住職の日記一覧へ戻る