10月3日の水管橋崩落のニュースを受けて、
翌日10月4日の朝7時ごろに、
各種SNSを使って境内の井戸水解放のお知らせをしました。

実は3日の夜9時ごろに「井戸水解放しますか！？」と
森嶋君からラインが入っていたのですが、
私はすでに就寝中で連絡に気づいたのは翌朝だったのでした。

情報を発信して二時間後には給水に来られる方が、
ポツポツと増え始めました。
「ツイッターを見て」とか「お寺のインスタグラム見ました」など、
お若い方を中心に給水に来られています。
行列になることはありませんが、
一日を通して給水に来られていたようです。

お話しを聞くと、
「給水所では40分並んだ」
「給水所は車で行けないルールがあって」
「久しぶりに透明な水を見ました」
などなど、みなさん本当にご苦労されています。

ここに自由に汲むことができる水場があるので、
気軽に利用していただきたいと思います。

ある方の言葉が印象に残りました。

災害が起こった時は、
自分一人でなんとかしなければならないと思ってきました。
人に迷惑をかけないようにと。
でも今回の断水で、こちらのお寺も含めて様々な支援の情報に触れて、
人にたよって難を逃れる方法もあるかなと、
少しホッとした気持ちになりました。