墓じまいと永代供養を/相談

他府県(関西)に祖父と祖母が眠るお墓があります。
車で2時間かけてお墓参りに行ってましたが、
自分のあとお墓参りをする者がいなくなります。

もし墓じまいをしなければ、お墓はどうなるでしょうか?

自宅にある仏壇もゆくゆくは無くしていきたいと考えています。
過去帳には、祖父、祖母、曽祖父、曽祖母、水子、の5名が記載されており、
この方々の永代供養ができる場所を探しています。

遠方にもかかわらず、毎年欠かさずお墓参りに行く方です。
きっと悩みに悩んでのことでしょう。

善称寺としては、お墓を放置するのではなく、
きちんと墓じまいの手続きをすることをお勧めします。
具体的には、
・石材店に墓石の撤去を依頼
・遷仏orお魂抜きのお勤め
・お骨を地元和歌山に移動して永代供養墓などに納骨
・役所に改葬届けを提出
です。

それぞれの費用は、事前に確認することができます。
しかし、墓石が巨大であった場合など費用が高額になるケースがありますので、難しい面もあるでしょう。とにかく、まず費用を把握することが大切です。それから考えて良いでしょう。

お墓を放置した場合は、
墓地の管理者が撤去を担わなければなりません。
それも費用がかかることですので、管理者の立場で考えますと悩ましい事です。それに、相談者さんの心の問題も忘れてはなりません。
後ろめたい気持ちを残すことのないようにしたいものですよね。

本日は火曜日。
お寺の定休日となっております。

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