境内墓地で他宗派のお経を称えないでください/和歌山市

善称寺は宗旨宗派を問わずお墓に申し込んでいただいておりますが、
お申し込み後のお勤めは全て浄土真宗本願寺派の典礼に則って行われます。
要するに僧侶は「浄土真宗のお経を読む」ということです。
それでもよろしければ、これまでどんな宗派であった方でもお申し込みいただいております。

法要に参加された際には「阿弥陀さまのお救いが私に届いている」という話を僧侶から聞かされることになります。(他力本願のはなし)
これは浄土真宗の寺院がそのために存在するからと言っても過言ではありません。

しかし、たま〜にですが、善称寺の墓地で般若心経など、
浄土真宗では拝読しないお経を読んでいる方がいらっしゃいます。
たずねてみると、深い意味がないことが多く「たまたま知ってるお経がそれだった」ということが多いのですが。
とにかく、他宗派のよりどころとする経典を拝読することは謹んでいただきたいと思います。

「じゃあ、どうすればいいの?」
と疑問があれば浄土真宗で拝読するお経をご紹介します。
般若心経と同じくらい唱和しやすいお経ですが、
経文の意味がまるで異なるお経なんですよ。
経文との良いご縁になれば嬉しいです。


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