だれがお骨を運んでくるの?
合同墓にお申込される方の中には、
独り身で身寄りがなく、ご近所付き合いも全くないという方があります。
このような場合、
「だれがお骨を寺に運んで来るのか」
ということが大きな問題になります。
こういった社会問題は、誰もが「他人事ではない」という意識が必要だと思います。近年は親族間の関係が希薄ですしね。
成年後見人をたてるのは最後の手段として、
生前に人と人が繋がることで解決策を見出すことはできないでしょうか。
家族ではない者同士がゆるやかに繋がっているような。
寺がその役割を担えるとすれば、それはどんな形なのでしょうか。
今のところ解決策を見つけることができませんが、
重要な課題として取り組んでいく必要があるでしょう。