お仏壇を購入/でも子供には負担をかけたくない

お墓に納骨してしまうと、
当然ですが、お骨が家からなくなります。
それがさびしくて、長い間手放せずにいました。
あれから5年が経ち、やっと納骨をしようと思うことができました。

でも、お骨が家から無くなったらやっぱり寂しくて。
手を合わせる場所が欲しいので、
お仏壇を購入することにしました。

辛い時期を経て、
止まっていた時間が少しづつ進みだしたという感じでしょうか。
ご自宅に阿弥陀さまをお迎えしていただくことは、
きっと心の支えになるはずです。

しかし息子さんや娘さんに
お仏壇のことで迷惑をかけたくない
という気持ちがあるそうですので、
今回は、棺の中に入れることができる
小さなサイズのお仏壇をお勧めしました。

生前は心のよりどころとして手を合わせていただいて、
亡くなったときには棺に入れて一緒に荼毘にふすことができます。
後に残らないお仏壇です。

大切なことは何でしょうか。
それは、私たちが死ぬまで阿弥陀さまの救いの中にいるということを
生きているいま、実感できることだと思います。
お仏壇は、そのきっかけを与えてくれる大切なもの(場所)です。

様々なご本尊が、本願寺から交付されています。
善称寺で全ての見本を見ることができます。
詳しくはお気軽におたずねくださいね。
※ご本尊:仏さま、浄土真宗では阿弥陀如来。
※お仏壇:ご本尊をおかざりする箱。


住職の日記一覧へ戻る