墓じまいをしてお仏壇も処分しておきたい/和歌山市

田舎にあるお墓を墓じまいして、
実家のお仏壇を処分したいのだけど、
どのようにすれば良いのか悩んでいる。

今日はニュース和歌山に善称寺の広告が掲載されたので、
電話でこのようなご相談が多かったです。

墓じまいの理由としては、
●歳をとり、遠方にある墓地に参るのが辛くなってきた
●墓を継ぐ子どもがいない
●長男がいるが、他府県で独立しており迷惑をかけたくない
などが多いです。

お仏壇処分の理由は、
●両親が亡くなり空き家になった実家にお仏壇がある
●子どもがいない、もしくは他家に嫁いでいる
●お仏壇があると子どもに負担がかかる
などです。

中には、「檀家寺には相談しにくいから」と言って
お電話をくださる方もあります。

とにかく、みなさん悩んでおられます。
住職や寺院関係者はまず共感し、
悩みを聞く姿勢が求められます。

お墓やお仏壇は、いま命をいただいている私の為に、
他の誰でもないこの私の為にあります。
ですから色んな意味で「遠い」場所になったのは本当に残念なことです。
もしも私たち寺院側にそうなった原因があるとすれば、
それこそ先人方に申し訳ないことです。

境内の木々は今週末の台風に備えてこんな姿に。

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