霊園にあるお墓を墓じまい/和歌山市

和歌山市内の霊園にあるお墓を墓じまいして、
善称寺の合同墓に改葬することを考えています。
先日、霊園事務所で改葬にかかる費用を見積もりしてもらい、
和歌山市役所で改葬許可証も発行してもらいました。

実家にはお仏壇があります。
墓じまいを期に、お仏壇を処分しようかと考えています。
そのようなこともお願いできるのでしょうか。
お仏壇の引き出しには、お教本など色々な物がしまわれています。
これらの処分もどうすれば良いのか分かりません。
自分で捨てるというのは、どうもする気にならないのです。

相談に来られた女性は、申し訳ないような気持ちがあるそうです。
無理もないことです。
そもそも「墓じまい」という言葉がちょっと乱暴な印象を受けます。
実際にはお墓やお骨が処分される訳ではなく、
場所が変わるだけなのですから。
今までどおりお墓まいりする場所があるということが大切だと思います。
しかも将来の不安なく安心してお参りできるのですから、
申し訳なく思う必要はありません。

お仏壇に関しては、少しでも気がひけるようであれば、
ご本尊だけは納棺尊号として残してはどうかと提案しました。
ご本尊の掛け軸だけ残しておいて、最後は自身の棺に納めて荼毘にふすのです。
そうすることで、死ぬまでの間はご本尊に手を合わせることができますし、
子供達に負担がかかることもありません。

石材店より銘板(ネームプレート)が届きました。
合葬墓に申し込んだ方で、希望があれば銘板を設置しています。
33回忌までの設置で、生きている間に申し込まれた方は赤色で刻まれます。



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