葬儀社で一日葬/和歌山市公善社

和歌山市の葬儀社、公善社で一日葬でした。
27日にお亡くなりになった方ですが、
葬儀場が立て込んでいた都合で葬儀が今日になりました。

通常、葬儀は火葬の時間が決まっているため、
読経の後ゆっくり法話をしている時間がありません。
読経が終わればすぐに出棺の準備に入るのです。
でも今回は初対面のご遺族が多く、
初めて会う僧侶として何か少しでもお伝えしたくて
勝手を言って最初に法話の時間を設けさせていただきました。
そのため短いお経に変更せざるをえませんでしたが、
ご遺族は特に違和感なくお見送りできたと思っています。

お経を聞くだけでは意味がわかりませんからね。
お釈迦さまの説かれた命の真実についてお話しをさせていただきました。

今日の火葬場にはたくさんのご遺体が運ばれていました。
私たちは前のご遺族が去るまで炉前で待つことになったほどです。
和歌山市でも一日にたくさんの人が亡くなっている現実を知らされます。

今回のご遺族は、満中陰法要の後に納骨をされる予定です。
それまでお寺でお骨をお預かりすることになりました。

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