住職の日記

事故現場の供養 和歌山市永代供養墓

永代供養墓「ゆずり葉の碑」にお墓を申し込まれたOさんからお電話がありました。
「変なことをお尋ねしますけども・・・。」
そう言って切り出されたのは、次のようなお話しでした。

先日納骨をした義母は、実は事故死だったこと。
自宅のお風呂場で転んだのが原因で、家族が留守だった為に発見が遅れたこと。
遺品の整理を含め、自宅を清掃しようとしたところ、
近所の人にこう言われた。「お風呂場で供養はしたのか?」

そういう訳で、
「事故現場であるお風呂場でお経を読んでもらった方がよいのでしょうか?」
という相談でした。

お答えとしては、その必要はありません。
ただ、Oさんとしては大変気になっているご様子だったので、
私もできるだけ丁寧に説明をしたつもりです。

お母さまの事故はとても残念です。
もう少しはやく発見してあげていれば、
もうしかしたら一命をとりとめたかもしれない、
という思いもあるかもしれません。
私たちの命は阿弥陀さまの「必ず極楽浄土に救い取る」という誓いのままに救われていく命です。
今はお母様もきっと極楽浄土から見守って下さっているでしょう。
仏になられたお母さまの願いは一つだけ。「幸せになって」
その一心で見守ってくださっています。
それを信じることができない人を仏教では「迷っている」と言います。
ですから、お風呂場で成仏していないということはありません。
お経を読む必要もありません。

このような趣旨のことをお伝えしたところ、
Oさんも少し安心してくださいました。
今回のことは、お浄土よりお母さまが届けてくださった尊いお仏縁なのかもしれませんね。

いつもお花がいっぱい永代供養付きの小さなお墓 ゆずり葉の碑
ページの先頭へ

ホームへ戻る