住職の日記

大谷本廟に分骨を

4月16日に京都の大谷本廟にお参りしました。
ある方のお骨を納骨する為です。

大谷本廟へ納骨することを分骨(ぶんこつ)とも言います。
分骨は真宗門徒のたしなみとして古くから行われてきた習慣で、
地元にある家の墓とは別に、
親鸞聖人のお墓である大谷本廟にもお骨の一部を納めるのです。

しかし真宗門徒が必ず分骨を希望するわけではありません。
近年は分骨される方が減りました。
理由として大谷本廟が遠方にあるということがあります。
分骨をしたいけど多忙や高齢などの理由でそれが叶わない場合に
私が代理でお骨を持っていくのです。

もちろん個々に行うこともできますよ。
分骨はまず本願寺に行くのがおすすめです。
せっかく京都まで行くのですから、
ご本山である本願寺の阿弥陀堂や御影堂にお参りするのです。
本願寺には広大な無料駐車場がありますからね。
車で行く場合は特におすすめです。

その後、本願寺の駐車場内から発着する循環バスを利用すると良いです。
このバスは本願寺と大谷本廟の間を循環してます。(無料)
しかし、土日や祝日のみの運行ですのでご注意を。
今回は平日だったので循環バスは運休。
自家用車で向かいました。本願寺から20分ほどです。

大谷本廟の駐車場に停めます。
ここには30台ほどしか停めれませんので、
日曜祝日などはほぼ無理でしょう。
総門をくぐり、明著堂(みょうちょどう)に参拝します。
明著堂は親鸞聖人や歴代のご門主さま方の墓前にあるお堂です。
柱のない空間を保持する木造建築としては、日本最大の建築として有名です。

その後、受付で納骨の手続きを済ませて指定の場所に向かいます。
大谷本廟は誰でも納骨ができるわけではありません。
真宗門徒であるという証明、
要するに所属の寺から発行される用紙を提出する必要があります。

納骨場所は無量寿堂というモダンな建造物で、
内部はロッカーのように、納骨区画が並んでいます。
薄暗く、シーンとしていて、広々とした場所です。
いつもどこからか他の方の納骨読経が聞こえていますね。
3階よ列55番が善称寺の納骨場所です。
今回もこちらに納骨をし、読経させていただきました。

帰りがけ、明著堂ではちょうど夕方のお勤めの最中でした。
お勤めは正信念仏偈でしたが、私はそのスピードに驚愕しました。
とても速い!初めて聞くお経のように聞こえました。
ウ〜ム、こういう読み方もあるのかと、勉強になった次第であります。
本願寺や大谷本廟にお参りすると、
必ずなにか新しい発見があるものです。
この日は16日で、親鸞聖人のご命日でもありました。
今回分骨をした方々には良いご縁を頂いたものです。

いつもお花がいっぱい永代供養付きの小さなお墓 ゆずり葉の碑
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