住職の日記

先立つ我が子は仏さま

お墓のことで相談にこられたご夫婦。
自分たちのお墓のことはもちろんだれど、
約30数年前に死産した我が子のことがとても気になっているとのことでした。
奥様は数年間は水子供養にと、水間観音に通っていた時期もあったそうです。
今回、暮石に我が子の名前を刻むかどうか、迷っているのです。

実は浄土真宗では「水子」という表現は使いません。
母体に命が宿った時点で尊い命。
たとえ体内で死すとも命の尊厳はなんら変わることはありません。
ですから浄土真宗では、「水子」と特別にせず、
多くの方と同じように一周忌、三回忌などのお勤めを行っているのです。
その中で、先立った我が子こそ、
阿弥陀様のお救いを伝えにきた仏様であったと偲んでゆくのです。

仏教では、我が子が先立つことは、
最大の苦しみの一つであると言われます。
そのような経験をされた方を前に言葉もありません。
せめて、心をこめておつきあいを重ねさせていただければと思います。

H305.18ホタルブクロ

永代墓「ゆずり葉の碑」の足元にさいているのはホタルブクロ。
今が花盛りです。

いつもお花がいっぱい永代供養付きの小さなお墓 ゆずり葉の碑
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