住職の日記

クローズアップ現代+ 和歌山市永代供養

昨夜のNHK「クローズアップ現代+」のタイトルは、
「相次ぐ墓トラブル 死の準備の落とし穴」でした。

紹介されていた墓トラブルとは、
墓地を購入した後に、霊園を管理する会社が倒産してしまった例、
生前に墓地を契約していた人が認知症になり墓地が分からない例などでした。

お墓の不安を解消する為に購入した墓地がなくなってしまい、
支払ったお金も帰ってこないケースは気の毒でなりません。
このようなトラブルを避けるには、
購入者が事前に注意深く確認しておくべきことがあると感じました。

一つは、その墓地に継続した購入者があるかどうか。
墓地の様子をしばらく観察すれば分かると思います。
墓地が売れている気配のない場合は要注意ではないでしょうか。
もう一つは、どのような運営会社なのか。
終活ビジネスに乗っかっただけの会社ではありませんか?
購入者の不安や悩みに親身になって相談のったり、
購入後も継続したサービスが実施されていれば少しは安心なのですが。

そしてもう一つの例、
身寄りのない高齢者が、お墓を生前契約した後に認知症になるケース。
その人の死後、お墓がどこにあるのか分からないケースが増えているそうです。
身寄りがないですから、お墓を探すのは役所の方になります。
番組の中では遠縁にあたる親族にお骨の引取をお願いしたり、
お墓の場所を聞いてりしていました。

当寺の永代供養墓「ゆずり葉の碑」も、
思い当たる申込者さんがたくさんあります。
当寺の対策としては、申込用紙をコピーした「控え」と「領収証」を
セットにしてお渡ししていることです。
たとえ孤独死をしたとしても、その用紙を誰かが見れば、
永代供養墓に申し込んでいることが分かるはずです。
ですから、目につくところに保管して欲しいのですが。

これから取り組むべき課題としては、
「孤独死」「孤立」の問題があります。
親族とはいえ、頼りづらい雰囲気が社会に流れているように感じます。
自分のことは自分で、お墓のことで子どもに迷惑をかけたくない、
という親御さんの気持ちもそんな雰囲気の中で生まれてきたのではないでしょうか。

血縁を越えて、同じお墓に入る人どうしが、ゆるやかにつながり合うような、
そんな取り組みができればいいのですが。

いつもお花がいっぱい永代供養付きの小さなお墓 ゆずり葉の碑
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