住職の日記

入仏法要にて(倶会一処)

新たにお仏壇をお迎えしたお宅に伺って、
入仏法要をお勤めいたしました。

今回お邪魔したのは、
先日、故人の満中陰法要をお勤めしたばかりのお家です。
ですから、まだまだ悲しみが癒えるはずもありません。

大切な家族と二度と会えなくなるということは、
他に例えようもない悲しみであります。

仏教に、その悲しみからすぐさま立ち直る方法が説かれていれば良いのですが、
残念ながらそのような方法はありません。
ただ一緒に悲しみ、そっと寄り添っていてくれる人が必要です。

お仏壇の中央にいらっしゃる阿弥陀如来さまは、
「大丈夫だぞ、そのままのあなたを必ず救いとるぞ。」
とお経の中で誓ってくださっています。

先立った人に、お浄土で必ず会うことができる人生を、
今私たちは生きています。
「倶会一処」という言葉がありますが、
必ずまた会えるという拠り所があれば、
たとえ苦難があっても苦難のままに生きていけるのかもしれません。

いつの日かこの悲しみのご縁が、
もっと人生を豊かにするご縁へと転じていくように、
故人さまに見守っていただきましょう。

いつもお花がいっぱい永代供養付きの小さなお墓 ゆずり葉の碑
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