住職の日記

平成29年秋の合同彼岸会(ひがんえ)

今年の秋の彼岸会は、
9月23日、24日の二日間でお勤めしました。
両日合わせて約60名の参拝者があり、
お経本が足りなくなってしまったので、
新たに20冊購入しました。嬉しいことですね。

今回は、お彼岸は仏教発祥のインドや中国にはない
日本独特の行事ということや、
本願寺新報のレポートより、
お墓参りはどんな気持ちでするもの?
というお話しをさせていただきました。
故人をご縁にして、阿弥陀さまに手を合わせる
良い機会にして頂けたのではないかと思っております。

次回は春彼岸ですね。
またのご参拝を楽しみにお待ちしております。

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お彼岸ということで、
永代供養墓「ゆずり葉の碑」には色とりどりのお花がお供えされています。

「いつも誰かが参ってくれてるから寂しくないわ〜」
とは、あるご遺族の談話です。
そうですね。いつもにぎやかなお墓ですよ〜。(笑)

合同年忌法要をお勤めいたしました。

本年の7月、8月、9月に年忌にあたっている方の
年忌法要を本堂にてお勤めいたしました。

一周忌、三回忌の方がそれぞれ10名程度、十七回忌の方が1名あり、
そのうちの8名の故人のご遺族がご参加されました。
自由参加ですので、ご参加されなかったご遺族は
「お寺にお任せ」ということになります。
ご遺族には事前に日時を郵送でお知らせしております。

全員のお名前を読み上げて、読経は正信念仏偈でした。
お勤め後に、一般的な初七日や中陰の意味、
そして浄土真宗ではそれらをどのように考えているかをお話ししました。
様々な宗派の方がいらっしゃいますから、参考になったのではないかと思います。

また次回もお知らせいたしますので、
ご都合が合えばぜひご参加くださいませ。

火屋読経と遷仏 和歌山市永代供養

お葬式のアデューさんの依頼で、
火屋読経をお勤めいたしました。

火屋読経、火屋勤行、炉前読経と言ったりしますが、
いずれも火葬場にて行う読経のことです。

通夜や葬儀を行うことなく、
家族だけでお見送りをする場合には、
この火屋読経だけを依頼されることもあるのですが、
私の気持ちとしては、他の場合となんら変わることはありません。

故人は和歌山に身寄りがなく、
他府県から娘さん夫婦が来てくれました。
今後は故人の自宅整理が大変であろうと思います。
お仏壇も処分されるということで、
当日中に遷仏法要を勤めさせていただきました。

終活セミナー 和歌山市の永代供養墓

今日は辻本葬祭さんの主宰する終活セミナーで
お話しをさせていただきました。
今までたくさんの方のお墓の相談に乗る中で、
特に実感している事をエピソードを交えてお話ししました。
お悩みの声として多いのは、

●子供や孫に迷惑をかけたくない
●自分のことは自分でしたい
●お墓を建てても後継者がいない
●お墓参りが大変になってきた
●檀家でいるのが大変(主に寄付問題)
●お墓はいらない
●嫁ぎ先の墓に入りたくない

これらが特に多いです。
お墓のことを考える人であれば、
どれか一つは当てはまるのではないでしょうか。

会場が寺ではなくサロンということで、話し易い雰囲気ですし、
参加者の方の貴重な体験も聞けて、
充実したひと時を過ごさせていただきました。

Mさま納骨法要 和歌山市永代供養

Mさまの納骨に先立ち、
本堂にて納骨法要をお勤めしました。

親御さんと一緒に出席していたお孫さんが、
悲しみを押さえきれず泣いてしまっています。
親御さんに聞くと、Mさま(おばあちゃん)にはたいそう可愛がってもらったそうで、
亡くなった時も泣いて泣いて大変だった様子。

それは辛い経験だったのでしょう。
どうかこの悲しみを縁として、
同じ悲しみを持つ人に寄り添うことができる大人になって欲しいです。
その時にはおばあちゃんの死や悲しみは、
お孫さんへの最後の贈り物になります。

Mさまのように、私の死も誰かへの贈り物にできるように、
生きていかねばなりませんね。

御見積書の発行 和歌山市永代供養墓

寺院という所は普通、見積書や領収証を発行しないでしょう。
収入は「お布施」である為、一般のお買い物で行われる
モノとお金の交換とは意味合いが違うからです。

しかし善称寺においては、領収証を発行することはよくあります。
但し書きは「満中陰法要」や「〇〇の3回忌」など様々です。
ご希望の方はお気軽にお申しつけください。

また善称寺では、お墓のお申込みを頂いた際にも領収証を発行しています。
墓地の永代使用料に対する領収証です。
この領収証と申込用紙の控えをセットで保管していただくことで、
確かに費用を納めて墓地に申し込んでいる、
という証明にしていただいております。

昨日は、申し込む前に見積書を発行して欲しいという依頼がありました。
見積書は今まで発行したことがありませんでしたが、
ネットで「見積書」と画像検索して、
出てきた一般的なフォーマットを参考に作成しました。

依頼者は母親の成年後見人で、母親は認知症をわずらっておられます。
母のお墓を作りたいが、費用は母の口座から引き出すので、
費用が明記された書類を提出する必要があるのだそうです。
めずらしいケースではありますが、
今後はこういった事も増えてくるかもしれませんね。

おてらおやつクラブ 今月もおやつ発送できました。

おかげさまで今月もおやつを発送することができました。
お供え物以外に「これ送ってあげてください」と言って
持ってきてくださる方もあります。ありがたいことです。

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サッポロポテトの箱の中は、
サッポロポテトがぎっしりつまっているんですよ。

お供え物でいただいた「加太わかめ」。
私もいただきましたが、この時期のとれたてわかめで、
たいそう美味しかったです。

 

先日、中之島で子供食堂を運営している方から問い合わせがあり、
おやつを希望しているとのことでした。
その場合は、まず奈良の事務局に連絡をして登録してもらう必要があることをお伝えしました。
奈良の事務局と言うと遠いようですが、ホームページかファックスで簡単に登録できますので、
ぜひお願いしたいです。

寺と支援先とのマッチングを含め、ルールづくりやおやつの発送の仕方、
広報活動など諸々の業務を事務局が担っています。
大変なご苦労だと思われますが、そのおかげで私たち地方の寺は、
継続した支援が続けられています。
参加寺は着実に増えているようです。
この活動の趣旨を少しでも多くの方に賛同いただければ幸いです。

http://otera-oyatsu.club

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離壇をストップ?(和歌山市の永代供養)

寺より寄付の請求があったタイミングで、
お墓の引っ越しを考える方が多いですが、Iさんもそんなお一人でした。

「支払いがきつくて。しかも振り込み用紙に『強制』って印が押してあるんです。」

寄付は寺院だけでなく、世間一般のボランティア団体や慈善事業の組織などにも行われますが、
あくまでも寄付する側の善意であって強制されることはありえませんよね。
ですから「強制」と印が押してあっても、重い負担を背負ってまでする必要はありません。
※私としてはそのような印を押す寺はおかしいと思います。
「ありのままに苦しい事情を伝えればご住職もわかってくれますよ。」
Iさんにはそう伝えたのですが、よくよく聞いてみると
寄付のこと以外にも普段から寺に対して腑に落ちない点が多々あるようで、
今回のことでいよいよ決断したようでした。

墓地を引っ越すことは、ある程度の手間がかかりますが、
決められた手順をふめば必ずできます。
Iさんにはお墓の引っ越し(改葬)の手順をお伝えし、
まずはご住職にその旨をお伝えすることをすすめました。

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数日後、Iさんからお電話があり、驚くべきことを伝えられました。
Iさんがご住職に墓を引っ越したいと伝えたら、
「最近そのような話があまりにも多いので、離壇を一時ストップしている」
と言われたそうです。
もしどうしてもということなら「離壇料を納めてください」といい、
これまた大きな額を言い渡されたそうなのです。

これでは寺のやりたい放題だと思ってしまいます。
離壇(檀家を離れる)することをストップする権利は、
もちろん寺にはありません。
離壇料も支払う義務はありません。
もし支払うとするならば、いままでお世話になった気持ちを込めて
負担のない範囲でお包みする程度ではないでしょうか。

結局Iさんは、すぐに引っ越すことはあきらめました。
気の毒に思いますが、似たような話は他にも耳にした経験が多々あります。

私たち寺院は、なぜ墓を引っ越す人が増えているのか、
また、なぜ寺ばなれが進むのか、それを真剣に考えない寺院の運営はますます厳しいものになるでしょう。

クローズアップ現代+ 和歌山市永代供養

昨夜のNHK「クローズアップ現代+」のタイトルは、
「相次ぐ墓トラブル 死の準備の落とし穴」でした。

紹介されていた墓トラブルとは、
墓地を購入した後に、霊園を管理する会社が倒産してしまった例、
生前に墓地を契約していた人が認知症になり墓地が分からない例などでした。

お墓の不安を解消する為に購入した墓地がなくなってしまい、
支払ったお金も帰ってこないケースは気の毒でなりません。
このようなトラブルを避けるには、
購入者が事前に注意深く確認しておくべきことがあると感じました。

一つは、その墓地に継続した購入者があるかどうか。
墓地の様子をしばらく観察すれば分かると思います。
墓地が売れている気配のない場合は要注意ではないでしょうか。
もう一つは、どのような運営会社なのか。
終活ビジネスに乗っかっただけの会社ではありませんか?
購入者の不安や悩みに親身になって相談のったり、
購入後も継続したサービスが実施されていれば少しは安心なのですが。

そしてもう一つの例、
身寄りのない高齢者が、お墓を生前契約した後に認知症になるケース。
その人の死後、お墓がどこにあるのか分からないケースが増えているそうです。
身寄りがないですから、お墓を探すのは役所の方になります。
番組の中では遠縁にあたる親族にお骨の引取をお願いしたり、
お墓の場所を聞いてりしていました。

当寺の永代供養墓「ゆずり葉の碑」も、
思い当たる申込者さんがたくさんあります。
当寺の対策としては、申込用紙をコピーした「控え」と「領収証」を
セットにしてお渡ししていることです。
たとえ孤独死をしたとしても、その用紙を誰かが見れば、
永代供養墓に申し込んでいることが分かるはずです。
ですから、目につくところに保管して欲しいのですが。

これから取り組むべき課題としては、
「孤独死」「孤立」の問題があります。
親族とはいえ、頼りづらい雰囲気が社会に流れているように感じます。
自分のことは自分で、お墓のことで子どもに迷惑をかけたくない、
という親御さんの気持ちもそんな雰囲気の中で生まれてきたのではないでしょうか。

血縁を越えて、同じお墓に入る人どうしが、ゆるやかにつながり合うような、
そんな取り組みができればいいのですが。

みんなで京都本願寺にお参り

みんなで京都の本願寺にお参りに行って参りました。
ご存知のとおり、本願寺は浄土真宗本願寺派の本山です。

このほど、本願寺の住職が次の代に引き継がれたので、
数ヶ月かけて盛大な法要が営まれており、
私達も参加させていただいたのです。

当日は何百人もの参拝者でしたが、
善称寺からは17人でお参りしました。

私たち善称寺のグループは他のお寺のグループとちょっと違います。
なにしろ、真言宗、日蓮宗、私は無宗教、という人など、
浄土真宗以外の方々が入り交じっているのですからね。

そんな方々が日本最大の木造建築である阿弥陀堂と御影堂や、
世界遺産に登録されている境内、普段は非公開とされている建物の内部などなど、
浄土真宗の一端に触れる機会を持てたことは、意義があったと思います。

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御影堂でのお勤め風景です。
オレンジ色のスカーフは和歌山からのグループの印です。

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境内にある飛雲閣は「京都三閣」の一つです。
その他の二つは金閣と銀閣ですね。
当日は天候にも恵まれ、大変良いご縁となりました。
またの機会を楽しみにしております。

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