各種法要

I家の壱周忌法要

今日はI家のみなさまと壱周忌の法要をお勤めしました。

I家のみなさまは元々無宗教だったとおっしゃいます。
今もそうかもしれません。

しかしご縁があって当寺でお葬式をし、
満中陰、壱周忌とお付き合いをしていただいております。

いつもお経を読んだ後に、ちょっとしたお話をさせていただいております。
仏教のことや阿弥陀さまのこと、親鸞聖人のことなどです。
もしかすれば、無宗教でこられた方には退屈な話なのかもしれないのに
みなさん真剣に聞いてくださいます。
そしてI家のみなさんが、亡きお母様を今でも大切におもっているということは、
私に伝わっています。

お話の後、春頃に永代供養墓「ゆずり葉の碑」に
申し込みをしたいと言っていただきました。
まだご縁が続くようで嬉しく思います。
I家のお母様につないでいただいたご縁ですから、
大切にしていきたいですね。

1.16

以前は座布団で行っていましたが、
今はすべて椅子席で法事が勤まります。
正座をしなくてすむので、大変喜ばれているんですよ。

お焼香の意味は?「クイズ浄土真宗」より

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本日の永代供養墓「ゆずり葉の碑」です。
いつもお花がいっぱいです。

昨日は、永代供養墓に申込まれた方が、
故人の13回忌法要をお勤めしたいとの申し出があり、
ご家族と一緒に本堂にて勤めさせていただきました。

永代供養墓に申込まれた方は、
本来は年忌法要をお勤めする義務はありません。
お寺から年忌の期日をお知らせし、年に4回、合同で年忌法要をお勤めしています。
ご親族は、都合がよければご参加していただいていますし、
不参加でもお寺が親族になり代ってお勤めをさせていただいています。

しかし、今回のように申し出があれば、個別に法要日を設けて
年忌法要をおつとめしていただいています。
「できる間はしてあげようと思っています」
その言葉を聞いて、私も温かい気持ちになりました。

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お勤めが終わってから、仏事のクイズを出しました。
「クイズ浄土真宗」という本が出ているのですが、
身近な仏事のことが三択問題になっているのです。
昨日出題したのは、以下のような問題です。

三択問題:葬儀や法事でお焼香をする意味は?

イ、お香は死者の食べ物であり、それを亡き人に捧げるため。
ロ、仏さまの救いのはたらきを、煙を通して味わうため。
ハ、死者のけがれを取り除き、同時に自らの汚れも取り除くため。

さてさて、分かったでしょうか。
ちなみに法事には8歳の女の子も参加していて、
一生懸命考えてくれましたよ。
とても良いご縁になったと思います。

クイズ浄土真宗

浄土真宗と水子供養

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紀ノ川の河口付近で見た
今朝の朝焼けです。

気温がグッと下がりましたが、
湿気のない清々しい空気でした。

私は朝焼けによく遭遇するので、
これはきれい!と思った時にはカメラを向けます。
しかし、私が写真に撮るよりも実際はもっともっと美しい朝焼けなのです。
残念ですが、スマホのカメラでは限界なのかもしれませんねぇ。

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競争するように船出してゆく漁船。

 

昨日は、Kさんが水子供養をして欲しいとのことで相談に来られました。
もう40年ほど前の水子さんなのですが、
近ごろなぜか気になってきたのだそうです。

そこで、来月お父様の25回忌があるので、
その時に水子供養も一緒にすることにしました。

ちなみに、浄土真宗には水子供養という言葉はありません。
生まれることができなかった赤ちゃんも、
私たちと同じ命だと考えるので、
特別にお地蔵さんを作ることもなく、
私たちと同じように過去帳に記し、お勤めをするからです。

Kさんにそのことをお伝えすると、
とても納得してくださいました。

この度、K家の過去帳に、40年という時を経て
新たな法名が記されることになりました。
きっと良いご縁になると思います。

 

ホッと一息

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今朝の雑賀崎漁港です。
向こうに和歌山マリーナシティー周辺が見えていますね。
日曜日だからなのか、堤防で釣りをしている人がたくさんいました。
サビキでアジを釣っているようです。

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そこから少し歩くと美しい景色がたくさん見れます。
特に早朝は雰囲気がありますね。
自転車でやってきましたが、
水筒にコーヒーを入れて持ってきたので、海岸に腰掛けて一服しました。
とても良い気分転換になりますよ。

さて、昨日は善称寺の墓地に新しくお墓を建てられたお家の建碑式でした。
そして同時に納骨も行いました。

こちらのお家は檀家さまではなかったのですが、
あるとき、葬儀社さんのご紹介で葬儀を勤めたのが最初のご縁です。

「法事やお仏壇なんかのことは、今まで妻に任せっきりでしたので、僕はなんにも分かりません・・」
これが当時のご主人の口ぐせでしたが、
お通夜、葬儀、初七日、満中陰、納骨と、分からないなりに一生懸命に勤めている様子でした。
実際に全て順調で、とても良いお見送りの期間になったと思います。

「これで、次は壱周忌まで何もしなくていいんですね。」
納骨のあと、ご主人がホッとした様子でおっしゃいました。
何もしない?
僧侶としては、一瞬複雑な心境になりましたが、
よく考えてみると、法事のたびに段取りや親戚の方々に気をつかって、
気苦労もあったのかもしれません。
そうですね、これからはやっとゆっくりと、マイペースで、
奥さまを偲ぶ時間が持てるということですね。
とりあえずは、ご苦労様でした。

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近年は、法事の際に親戚が集まるということが少なくなり、
多くの場合は直近の家族だけが参拝されるようになりました。
また、親戚が集まったとしても「こんな時ぐらいしか集まらないから・・」
という声もよく聞かれます。

これは、お寺離れが進んでいるということもありますが、
普段から家族や親戚が顔を合わせる機会が減っている、ということもあるでしょう。
ですから「法事の時はみんなが集まるように」と言っても無理があるのです。

寂しく思いますが、
それならそういう時代の中でどういった法事ができるでしょうか。
相変わらず大切なことをお伝えしていく為には、
お寺の方も、時代に合わせて変わっていかなければならないのかもしれませんね。

 

直葬の後の満中陰法要

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暖かい日が続いていますね。
昨日生けたお花も日の光を浴びて輝いて見えます。

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永代供養墓「ゆずり葉の碑」の背後には
サザンカが植えられています。
この時期になるとたくさん種を落とすんですね。
こんなのです。

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皮をむいてみると、薄皮があって栗のようでした。
サザンカは今年も花芽がたくさんついていたので、
また季節になれば可愛らしい花を咲かせてくれるでしょう。

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こちらは境内のガザニアです。
春の花ですから、通常この時期に咲くことはないのですが、
不思議なことにチラホラ咲いています。
それほど暖かいということでしょうか。

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最近、お葬式を行わずにお見送りをする「直葬」が増えていますが、
その後、「やはり満中陰ぐらいは勤めてあげたい」とおっしゃる方があります。
先日もそういった方の満中陰法要をお勤めいたしました。

お寺としては大変嬉しい申し出です。
故人さまから頂いた満中陰というご縁を大切にし、
故人さまから私たちが教わること、
また今後私たちが故人さまを供養していくとは
どういうことかというお話をさせていただきました。

お別れの悲しみはまだまだ癒えませんが、
またお浄土で会うことができるという教説を信じて、
いつの日か乗り越えていただきたいと、心から願っております。

H家さま建碑式(けんぴしき)

本日はH家の建碑式でした。
建碑式は、お墓を建てた時に行う記念のお勤めです。

よく、「入魂式」や「お魂入れ」という言葉を聞きますが、
浄土真宗では、人間が故人の魂を出したり入れたりすることはできない
と教えられますので、そのような言葉は使いません。
墓碑を建立した記念という意味で、建碑式(けんぴしき)と言ってます。

本堂でお勤めをしたあと、
お墓にまつわるお話しをさせていただき、
お墓の前で読経をしました。

H家の奥さまは、
お墓が本家よりも大きくならないように気をつかったり、
建碑式の日に用意しなければならない物を何度も確認したり、
「お布施の袋は黄白の結び切りでいいのですか?」と
事前にお電話をくださったりと、大変気を配っていました。
今日はお天気にも恵まれ、全て無事に済んでホッとされたご様子。
良かったです。私もホッとしました。

 

五十回忌は長生きの証

最近気がついたのですが。
生けたお花は、雨に濡れると傷んでしまうのですね。

永代供養墓「ゆずり葉の碑」にお供えしている菊の花の場合は
雨に濡れると花びらが垂れてしまいます。

 

10.1

さて今日はあいにくの雨でしたが、三十三回忌の法要がありました。
一緒にお経を読んで、少しお話をして。
良い時間になったでしょうか。

次回の法要は五十回忌です。
もし、その時も元気でお勤めできたならば、
それは結構なことだと思います。
これからもお元気でいてくださいね。

 

Mさんのお彼岸参り

Mさんは80才(女性)で、少し障害のある娘さんと二人暮らし。
昨日はMさんのお宅でお彼岸参りでした。

Mさんと初めてお会いしたのは、4年ほど前でしたか。
ある日突然、「坊さん!友達のお骨どないしたらええん?」
と言って大きな声で尋ねて来られたのです。

私にとっては強烈な人柄です。
その後もMさんは、いつも大きな声で話すので、
「怒っているのかな?」と思ってしまうほどでした。

当時のMさんのお住まいは、細い路地の奥にある古いアパートで、
それはそれはひどい環境でした。
日当りが悪く、昼でも薄暗い部屋で、床が所々抜け落ちています。
高齢のため、自力では環境を良くすることもできず、
掃除や片付けをする気力もおこりません。

Mさんは新興宗教も入っています。
あまり耳慣れない名前の宗教で、神棚のような物がありました。
気にはなりますが、あまり詮索したりはしません。

ある時、和歌山市のある議員の先生が、Mさんの生活保護の申請をしてくださいました。
Mさんは生活保護のことを知らなかったそうです。
そして、その先生のすすめにより、
新しい市営住宅の抽選に申込んで運良く当選したのです。
先生とは、生活相談所で知り合ったそうです。

その市営住宅は、日当りも良く清潔で、ちゃんとお風呂もついています。
そこで暮らすうちにMさんも明るくなったように思います。
私とも、お付き合いをする中で、少しづつお互いの人柄を知り、
不思議と今は大きな声ではありません。むしろ穏やかな声です。
やはり、暮らす環境が人の心に与える影響は大きいのだと思います。

一緒に暮らす娘さんは、ベランダで家庭菜園を始めました。
お参りで伺ったときには、「あれがトマト、これがジャガイモ...。」と
嬉しそうに説明してくれます。
昨日は収穫したばかりのナスとプチトマトを頂きました。

雑談をして、帰ろうとした時に、Mさんがお布施を包んでくれました。
そして「少ないけどこれで頼んます。足りない分は今度持っていくから。」
そんなことを言うのです。
お布施が「足りない」なんてことはありませんよね。
Mさんの精一杯のお気持ちをしっかりと頂き、帰路につきました。

お寺に帰ってくるとMさんから電話がかかってきました。
「坊さん、今日はありがとうな!」
こりゃまた、ご丁寧にどうも。
こちらこそです。

 

 

お彼岸のお話

本日は彼岸会(ひがんえ)をお勤めしました。
お勤めのあと、施本より「覚りの花」というお話を朗読しました。

年を重ねだんだん衰えていくとしか思えない人生ですが、
必ず覚りの花を咲かせるいのちなのですよ、ということが、
エピソードとともに紹介されていました。

浄土真宗のお彼岸は、先祖供養ではなく、
私自身が仏法にあわせていただく日であると教えられます。

しかし、今日の彼岸会でお話をお伝えできたのは、
紛れもなくお墓をご縁にして故人さまがあったからです。
そういう意味ではやはり故人さまに感謝をしなくてはならないのでしょう。

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今日の永代供養墓「ゆずり葉の碑」。

永代供養墓に申込まれている方々も
彼岸会にご参加してくださっています。

今まであまりお寺とご縁がなかった方が多いです。
「仏教もなかなかいいものだな」と思って頂けるよう
私も努力せねばなりませんね。

お彼岸前に

日曜日からお彼岸ですね。
お彼岸に向けて永代供養墓「ゆずり葉の碑」も
お花を新しくお供えしました。

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いつものお花屋さんが配達してくれた菊の花を生けていきます。
今回は初めて購入した色もあります。

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できるだけバランスよくさしているつもりですが、
なかなか難しいものです。

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新しく生けたばかりの花は、よく水を吸います。
いつもどおり、明日の朝には水を足してやらないといけないでしょうね。

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