お仏壇

お仏壇の処分 和歌山市永代供養

お仏壇の処分の依頼がありました。
「処分」と言うといかにも聞こえが悪いですが、
何らかの事情で家にお仏壇を置けなくなったということです。

今回は、二人の娘さんが両方ともに他家に嫁がれており、
ご主人が最近身体を悪くされ、ご自身も体力的にお仏壇のお世話を続けるのが
困難であるという状況でした。
聞く人によっては「だからと言って処分しなくても」と思われるかもしれませんが、
人には様々な心情があるものです。

処分される場合、お仏前にて最後のお勤めをさせていただきますが、
その法要を遷仏法要(せんぶつ)と言います。

所要時間は20分程度で、御布施は1万円お願いしております。
お勤めが終わると、お仏壇の中のご本尊(仏様)をお寺に持って帰ります。
残されたお仏壇は、和歌山市の規定に則り処分するか、
それが心苦しい場合は専門業者さんをご紹介しております。
処分費用は1万円〜3万円で大きさによって異なります。

 

お仏壇がなくなっても、今後も仏様に見守っていただくことに変わりはありません。
お念仏とともに、感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。

とにかく子供に負担をかけたくない

お仏壇を処分されるとのことで、
今日はKさんのお宅にお邪魔して、最後のお勤めを行いました。

Kさんは現在、奥さまと二人暮らしです。
80才も真近にせまっていますが、お二人共に健康でお元気です。
他家に嫁がれた娘さんがいらっしゃいますが、
お墓や家の後継ぎはいません。

先日、遠方にある先祖代々のお墓を、
永代供養墓「ゆずり葉の碑」に改葬したところです。

Kさんが気がかりなことはあと二つあります。
お葬式の事と、お仏壇のことです。

お葬式については、パンフレットをお渡しして、
「もしもの時はお寺にお電話ください。」とお伝えしました。
その後の段取りや費用のことをご説明し、納得していただきました。

お葬式のことで特にKさんが気になっていたのは、
「自分たち夫婦のうち残された方が死んだ時、お葬式の当日に納骨できるのか」
という事でした。
要するに満中陰に納骨する場合など、納骨まで日数が開いた場合、
娘さんの嫁ぎ先へ自分のお骨を安置させる訳にはいかないというのです。
だからお葬式の当日に納骨まで済ませたい。

もちろん娘さんに聞けば、ご主人の承諾を得てお家に安置してくれるはずです。
Kさんもそれは分かっているのですが、
気持ちとしては、自分たちのことは、なるべく自分たちでしておきたいということ。
その気持ちから、今回お仏壇の処分も決断されたと言うわけでした。

お墓の改葬も、お葬式の手配も、お仏壇の処分もすべて、
「娘に負担をかけたくない」その一心でのことなのです。
Kさんのお気持ちは、痛いほど分かるではないですか。

このように、Kさんご夫婦と同じような思いの方は、たくさんいらっしゃいます。
僧侶ならば、もしかすると「そもそも人は、生まれてから死ぬまで、
誰の世話にもならないで生きるなんてできないのですよ。
今のあなたも、たくさんの命や人に支えられて生きているのですよ。」
というご法話をするのかもしれません。

たしかにその通りなのですが。
人によっては「そんなの、なんの解決にもなっていない」と思うかもしれません。
確信を持っている訳ではありませんが、私はこのような場合、
まずご要望に沿うように心がけています。

お墓が負担、法事が負担、お仏壇が負担、お骨が負担。
たしかにこうして並べてみると、やはり何かすっきりとしない心地がしますが、
まずは、その負担を取り除くお手伝いをさせていただいてから。
そこからゆっくりと、本当に大切なことをお伝えできれば良いと考えています。

負担であると思っている事の中には、
実はなくてはならない、大切なこともあると思います。
本当に肩の荷がおりたならば、
お坊さんの話も、聞いてもらえるかもしれませんね。

介護施設にて遷仏読経

介護施設で暮らすIさんのお部屋のお仏壇を
処分したいとのご相談があり、伺ってきました。

Iさんは高齢ではありますが、まだまだお元気な方です。
ドナー登録をされたり、死後のことも考え
少しずつ身辺整理を考えているようでした。

しかしお仏壇の処分となると、どうすれば良いのやら
分からない事ばかりでしょう。
施設の職員さんも困り、当寺のホームページを見てお電話をくださったそうです。

Iさんのお仏壇は、簡素ながらも大切にされてきたことがうかがえるものでした。
そのお仏壇の前で最後の読経をし、お仏壇を預かってきました。

今回は私一人で運べる大きさのお仏壇でしたので、
当日中にお寺に持って帰ることができました。
お預かりしたお仏壇や仏具は、一定期間を置いて焼却されます。

本来、お仏壇というものは、私たちの生活の中心であり、
なくてはならない存在です。
しかし、死後お仏壇を受け継ぐ人がいないと分かっている場合、
どうすれば良いのか分からなくなります。

今回はお寺にお預かりしましたが、
亡くなる直前まで手元に置いたまま、
さらに後の者に迷惑がかからない方法もあります。
気になっている方はご連絡くださればと思います。

遷仏法要(せんぶつほうよう)

とても残念なことですが、
諸事情によりお仏壇を処分しなければならないこともあります。

その場合は、まずお仏壇の前で最後の読経を行いますので、
お仏壇のあるお宅へよんでください。
遷仏法要:御布施1万円 所要時間:約30分
※ご本尊はお寺にて引き取ります。

 

ご本尊を外した仏壇は、
ご自身で粗大ごみとして処分していただくか、
処分業者さんをご紹介しています。

処分料金:2万円(分解して1人で運べる大きさのもの)

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