住職の日記

K家一日葬(家族葬) 和歌山市のお墓(永代供養墓)

お寺の本堂にてK家の葬儀を営みました。

故人は晩年、長く入院されていた為に、
大好きな家になかなか帰ることができなかったそうです。

通常ならご遺体は病院からお寺に搬送されるのですが、
ご家族の意向で一度自宅へ搬送することになりました。
大好きな自宅でご家族と一緒にゆっくりと過ごし、
翌日お寺へ移動して葬儀を行ったのです。

搬送をする葬儀社さんは大変だったかもしれませんが、
ご家族にとっては、故人とともに自宅で一晩過ごされたことは、
本当に良かったと思います。
死に装束ではなく、生前の洋服を着せてあげることもできましたし。

以前も、同じようなケースで、
火葬場へ向かう霊柩車に遠回りをお願いして、
自宅前を通ってもらったご家族がありました。

また別のケースでは、事故死だった為、警察での検死があり、
通常より一日長くご遺体を安置したことがありましたが、
結果的にご家族は故人と二晩過ごすことができて、喜ばれていました。

このように、お見送りという時間をどう過ごしたかによって、
ご家族の心情も違ってくるのです。
「悲しいけれど、精一杯送ってあげれた。」
と思えたとすれば、悲しみを乗り越えていく過程は
とても前向きなものとなりますので。

先日読んだ「生死と医療」という本には、
死とは単なる現象ではなく、常に他者とのつながりの中にある、
と書かれていましたが、本当にその通りだと思います。

K家のみなさま、ご家族で助け合って、
この悲しみを乗り越えていって頂きたいです。

 

いつもお花がいっぱい永代供養付きの小さなお墓 ゆずり葉の碑
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